東京リベンジャーズ 実写化するなら

2021年に公開された実写映画『東京リベンジャーズ』。その年の劇場用実写映画No.1の大ヒット作となった本作ですが、2023年には続編「東京リベンジャーズ2」が公開されます! 続編の追加キャストなどは未発表ですが、「血のハロウィン編」が前後編2部作で描かれることが明らかになっています。 この記事では「血のハロウィン編」の解説や気になる追加キャストの予想を紹介します。

東京リベンジャーズ 実写化するなら

公開日 前編「-運命-」2023年ゴールデンウィーク 後編「-決戦-」2023年夏
追加 キャスト 場地圭介:未発表 羽宮一虎:未発表 松野千冬:未発表
監督 英勉(続投)
脚本 髙橋泉(続投)
あらすじ 原作の「血のハロウィン編」

続編は前後編2部作で、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』と『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』というタイトルで公開されることが発表されています。 原作者の和久井健は「こんなにも早く続編の発表になり、本当に自分も興奮してます!しかも今回は新キャストも参戦し、原作でも描いていて特に思い出深いシリーズの実写化…読者の皆さんと一緒にこの興奮を共有できてすごく嬉しいです(^^)」とコメントしています。 「血のハロウィン編」は原作漫画やアニメでも不動の人気を誇る胸アツエピソードなので、ファンの期待も高まりますね。

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『東京リベンジャーズ』では「8・3抗争」を経て、主人公・花垣武道(はながきたけみち)がドラケンの死を阻止するところまでが描かれました。そして続編「東京リベンジャーズ2」では「血のハロウィン」編がメインのエピソードとなります。

「血のハロウィン編」のあらすじ

「8・3抗争」でドラケンの命を救い、ヒナの救出にも成功したと思う武道。しかし現代でも東京卍會は巨悪な組織のままで、ヒナはまたしても死亡してしまいます。 東卍が変わっていないのは、「血のハロウィン」が原因でした。マイキーが血のハロウィンで一虎を殺害、犯人の替え玉を用意した稀咲の手に堕ちてしまったのです。ドラケンは稀咲のせいで殺人を犯し、死刑囚となっていました。 武道の次なるミッションは、マイキーが一虎を殺す原因となった、一虎の場地殺害を阻止することです。しかし過去に戻ると場地が東卍の脱退と、芭流覇羅への入団を宣言してしまいーー。 原作コミックス4~8巻で描かれる「血のハロウィン」の詳しい内容については、後ほどネタバレありで解説します。

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ここからは血のハロウィン編のキーパーソンとなる場地圭介、松野千冬、羽宮一虎の3人のキャストが誰になるかを予想していきます。 また実写映画『東京リベンジャーズ』1作目に登場しなかったエマについても俳優を予想していきます。

場地圭介(ばじけいすけ)

場地は東卍創立メンバーで壱番隊隊長。マイキーの幼馴染で、「血のハロウィン」のメインキャラクターとも言える存在です。

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場地といえば、黒の長髪。この髪型が似合う俳優ということで、ciatr編集部は竜星涼、渡邊圭祐、松尾太陽の3人を選びました!スッと切れ長で凛とした目元、もしくは睨みが似合う眼力のある目元というのもポイントです。 千冬との回想シーンが実写化されるなら、場地のガリ勉スタイルも観れるかもしれません。その姿への期待も込めて予想しました。

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松野千冬

千冬は壱番隊副隊長で、場地を心から尊敬する人物。武道にとってもよき理解者となる、今後の展開に欠かせないキャラクターです。

志尊淳/jun shison(@jun_shison0305)がシェアした投稿

千冬はイケメンとして人気の高いキャラ。実写でもザ・イケメンに演じてもらいたいという希望から、志尊淳、横浜流星、高杉真宙の3人を選びました。やや可愛い系に寄せた千冬なら志尊、クール系なら横浜や高杉が似合いそうです。 千冬は現代に戻った際も武道に関わってくる重要キャラなので、漫画原作の実写化経験の多いこの3人なら安心ではないでしょうか。

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羽宮一虎

東卍創立メンバーの1人・一虎。「血のハロウィン」では芭流覇羅のNo.3として、マイキーたちの前に現れます。マイキーの兄の事件で少年院入りしていた過去があり、幼い頃の家庭事情からやや極端な思考の持ち主です。

佐野勇斗(M!LK)(@sanohayato_milk)がシェアした投稿

そんな闇多き一虎役には、本郷奏多と佐野勇斗を予想。闇系キャラクターを演じさせたらトップクラスの本郷なら、敵とみなしたものは殺すという一虎の狂気に満ちた姿が似合いそう。 根暗キャラの好演が光る佐野は、パッチリした目元も含めて一虎にぴったりです。

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佐野エマ

意外にも1作目に登場しなかった佐野エマは、マイキーの異母妹です。見た目は派手なギャルですが、中身はドラケンに一途に恋する乙女。

山本舞香スタッフ公式インスタ [official](@yamamotomaika_staff)がシェアした投稿

清純系のヒロイン・日向に対し、エマはギャルっぽさが印象的なキャラクターです。そこでギャルが似合いそうで、強気な女の子を演じてほしい俳優として山本舞香、川栄李奈、松岡茉優の3人を予想。 山本は『今日から俺は!!』の森川涼子役がハマっていました。川栄や松岡なら、ピュアなエマを楽しめそうですね。

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©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

続編となる実写映画「東京リベンジャーズ2」の公開日は、前編「-運命-」が2023年のゴールデンウィーク(5月)、後編「-決戦-」が2023年夏と発表されています。 1作目は作品内の時期と公開日がリンクしていましたが、「血のハロウィン編」が描かれる続編は春から夏にかけての公開となるようです。

現代に戻ったタケミチを待ち受けていた現実とは

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©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

ドラケン救出で現代は大きく変わり、「8・3抗争」後の現代では日向は死んでいません。未来を変えられたことに涙を流しながら武道は日向に会いに行きます。 ところが武道が車を降りている間に、日向の乗っている車に千堂の運転する車が激突。車は爆破炎上し、日向は武道の目前で息絶えます。この事件を経て、彼は改めて自分が東卍トップになることを心に誓うのでした。 またこの現代でのドラケンは、稀咲の指示で殺人を犯し死刑囚となっています。

稀咲鉄太が東卍に加入!バジはバルハラへ

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©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

再びタイムリープした武道が目にしたのは、稀咲が東卍の参番隊隊長に任命されている姿でした。さらに東卍設立メンバーの1人で壱番隊隊長だった場地圭介(ばじけいすけ)が、東卍を抜けて芭流覇羅(バルハラ)への入隊を宣言します。 武道は場地を連れ戻すことを条件に、稀咲を東卍から外す約束をマイキーと交わしました。弐番隊隊長の三ツ谷やバジの腹心・松野千冬(まつのちふゆ)と協力関係になって奔走する武道でしたが、場地の連れ戻しに失敗。彼は芭流覇羅に正式入隊してしまいます。

全ての始まりは過去の事件

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©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

「血のハロウィン」は東卍と芭流覇羅の抗争ですが、その裏には羽宮一虎(はねみやかずとら)と場地、そしてマイキーの過去の因縁が深く関係しています。そもそも3人の関係がこじれたのは、過去のある事件がきっかけでした。 もともと東卍創設メンバーとして仲が良かった3人。ところがマイキーの誕生日プレゼントのために場地と一虎はバイク屋に盗みに入り、そこの店員を撲殺してしまいます。 その店員がマイキーの兄・真一郎だったのです。一虎はこの現実が受け入れられず、事件以降マイキーを強く恨むようになりました。

遂に抗争が勃発!

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©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

もとの「血のハロウィン」では、一虎がバジを刺殺し、逆上したマイキーが一虎を撲殺しました。武道はこの結末を変えるため奔走。 なんとか武道が場地を見つけるものの、半間から彼が裏切り者だと吹聴された一虎が場地を刺してしまいます。 重傷を押して戦闘を続ける場地でしたが、稀咲を倒す直前に失神。次に彼が目を覚ますと、マイキーがいまにも一虎を殴り殺すところでした。2人を救うため、場地は自決を選択。武道の制止もあり、マイキーによる一虎撲殺も阻止されます。 場地の死に方が変わり一虎は生存、マイキーも堕ちずに済むという結末を迎えました。

全ての黒幕は稀咲鉄太

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©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

「血のハロウィン」を画策したのは稀咲です。彼はこの抗争をきっかけに、芭流覇羅に東卍を取り込み、マイキーを総長とした芭流覇羅を作り上げようとしていたのです。 これが実行されたタイムリープ前の現代では、芭流覇羅を母体とした東卍が極悪集団となっていました。 稀咲は東卍に身を置きながら、芭流覇羅副総長に据えた半間に指示を出し、マイキーを恨む一虎を利用します。場地は稀咲の企みにいち早く気がついており、彼を倒すために東卍を抜けて芭流覇羅に入っていたのです。

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実写映画では「8・3抗争」が終結し、現代でヒナと再会する場面まで描かれました。原作ではそのまま「血のハロウィン編」に続きます。 しかし続編が原作通りにいく可能性は非常に低いでしょう。なぜなら血のハロウィン編でキーポイントとなる、場地が東卍を抜ける理由がないからです。 原作では場地が東卍を抜け、芭流覇羅に寝返ってしまいます。しかし実際はその寝返りはフェイクで、芭流覇羅を内部から探っているだけでした。その行動の原因になったのは、彼が稀咲とマイキーの取引を聞いたことです。 原作ではパーちんが長内を刺してしまい、少年院に入ってしまいます。そして仲間を少年院から出所させたいマイキーに、稀咲は取引を持ちかけるのです。しかし実写映画では、パーちんは長内を刺していません。最後の愛美愛主との戦いにもしっかりと参加していました。 そのため血のハロウィンは根底から覆されてしまっているのです。他にも半間とマイキーの戦いなどがカットされており、血のハロウィンに繋がる重要な事項が実写映画では描かれていませんでした。 場地の事情が変わったとなれば、作中で屈指の人気を誇る千冬の扱いも変わる可能性があります。変わってしまった内容で、血のハロウィンにどう繋げるのか。続編に期待しましょう!

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©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

実写映画『東京リベンジャーズ』の続編製作の発表を受け、新キャストやあらすじを予想しました。 1作目で描かれる「8・3抗争」は、武道にとってはまだまだ序盤の物語。原作ではその後いくつもの出来事を乗り越えて、少しずつ目指す未来に近づいていきます。 原作やアニメを楽しみながら続編「東京リベンジャーズ2」の続報を待ちましょう。

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