レイパルパティーンの母親は?

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レイは、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から続く「スター・ウォーズ」シリーズ続3部作の主人公です。新共和国のレジスタンスの仲間たちとともに、帝国軍の残党であるファースト・オーダーに立ち向かうヒロインとして活躍します。 ここでは続3部作のヒロイン・レイにスポットを当てて、そのプロフィールや能力、劇中の活躍やキャストについて詳しく紹介していきます。 1作目「フォースの覚醒」でのカイロ・レンとの因縁、2作目「最後のジェダイ」でのルークとの交流、さらには3作目「スカイウォーカーの夜明け」で明らかになったレイの正体について、ネタバレを含めて深掘りしたいと思います。 ※本記事には「スター・ウォーズ」に関するネタバレを含みます。未鑑賞の方はご注意ください!

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幼い頃に両親に捨てられたレイは、独りで惑星ジャクーで廃品を拾って生計を立てていました。惑星ジャクーは新共和国と銀河帝国との間で勃発した「ジャクーの戦い」の舞台であり、数々の戦闘機の残骸が放置されているような場所。その中には、帝国軍のスター・デストロイヤーの残骸もあります。 両親がいつか迎えに来ると信じて待ち続けるレイ。砂漠の地で必死に働きながら生活する姿は、幼き日のアナキン・スカイウォーカーを連想させます。しかし、彼女の運命は、帝国軍の脱走兵フィンとドロイドのBB-8との出会いで大きく動き出します。

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レイは幼くして両親と離れ、自分の力で生きていくしかありませんでした。ここではそんな彼女が培ってきた能力を紹介します。 レイは、廃物を高速の移動手段であるスピーダーに変えてしまうほどの工学的技術を持ち、初めて乗り込んだミレニアム・ファルコンでさえも完璧に操縦することのできる圧倒的なメカニック・センスを持っています。 さらにマシントラブルが起きても、困難な場所でも臆さずに立ち向かっていくことができる度胸や大胆さを持っており、精神力の強さも大きな特徴です。 レイはBB-8を惑星タコダナのマズ・カタナの城へ送り届けた時、初めてライトセーバーを手にします。そのライトセーバーは、ルーク・スカイウォーカーとその父アナキンが持っていたものでした。 それを手にした時、彼女はフォースのビジョンを感じ、その後の戦いでライトセーバーを自由に操り、フォースを覚醒させていくのです。

「エピソード7/フォースの覚醒」でのカイロ・レンとの因縁

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「スカイウォーカーの夜明け」では、レイとの最終対決が予想されるカイロ・レン。本名はベン・ソロで、ファースト・オーダーの最高指導者スノークによってダークサイドに堕ちてしまいました。 そんな彼が尊敬する対象は、祖父のダース・ベイダー。2016年公開の「ローグワン」でも悪役として登場し、強烈な印象を残しました。ダース・ベイダーの魂は、死後も孫のカイロ・レンによって引き継がれているのです。

「エピソード8/最後のジェダイ」でのルークとの交流

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ルークが隠居している水の惑星オク=トーに、ミレニアム・ファルコンでたどり着いたレイ。ライトセーバーを手渡すと、ルークはそれを放り投げ、レイがジェダイの修行を望むもまったく取り合いません。 それは、弟子だったカイロ・レンをダークサイドに堕としてしまった負い目を感じ、自身を“最後のジェダイ”として葬り去る覚悟で隠居していたからでした。

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「最後のジェダイ」ではカイロ・レンの口から、平凡な両親の元に生まれ、その両親もすでに死んでいると語られたレイの出自。何者でもないと言われていましたが、「スカイウォーカーの夜明け」ではさらなる真実が明らかになります。

レイの出自は、一体なぜこのような設定となったのでしょうか?

レイについてより詳しく知りたいという人は、荒涼とした惑星ジャクーで生き延びてきたレイの日々が綴られた書籍「レイのサバイバル日記」がおすすめ。 本作は、レイが書いた日記という体裁で書かれているサバイバル・ガイドです。ジャクーがどのような環境であったのか、そこで暮らす生き物たち、スカベンジャー生活についてなどが、レイのスケッチやコメントとともにまとめられています。 惑星ジャクーがどれほど厳しい環境であるのかも知ることができ、その中でたくましく生き延びてきたレイの強さが裏付けられている作品です。

黄色いライトセーバーは両刃の可能性あり?

「スカイウォーカーの夜明け」の最後でレイが手にしていたライトセーバー。劇中で語られることはありませんでしたが、黄色い刀身をしたそのライトセーバーにファンは興味津々です。 このライトセーバーは一体誰のもので、どのような型なのでしょうか?

見慣れたヘルメット

劇中で、レイはルークが反乱軍時代に乗っていたX-ウィングを託され、その際にルークが当時使用していたヘルメットを被ります。 お馴染みのヘルメットをレイが身に着けたことにファンは喜びましたが、実はレイが以前にも反乱軍のヘルメットを被っていたことをご存じですか?

レイを演じるのはイギリス人女優デイジー・リドリー

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続3部作で主人公・レイを演じているのは、イギリス人女優のデイジー・リドリー。デイジーは1992年4月10日、ロンドン西部のウェストミンスターに5人兄弟の末っ子として生まれました。 2013年から女優としての活動を始め、まだ無名の頃に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のレイ役を射止めて全世界に華々しくデビューしました。

オーディションで勝ち取ったものの、しばらくは口外できず……

デイジーはレイ役をつかみ取るため、7か月にわたって何度もオーディションを受けたといいます。さらにキャスティングされたことは3か月間秘密にしなければならず、ようやく2014年の4月末にキャストの1人として公表されました。 レイというキャラクターを創造していったのは、デイジーとJ・J・エイブラムス監督。オーディションでのデイジーを賞賛し、レイを“性別を超越している存在”として女性ながら男性的な部分も付加していったようです。 続3部作最後の「スカイウォーカーの夜明け」が完成し、レイ役をやり切った気持ちから、デイジーは一旦「スター・ウォーズ」シリーズからの卒業に言及。それほどに、彼女の中でレイとしての人生を生き抜いた確信が芽生えたのかもしれませんね。

日本語吹き替えは声優の永宝千晶

レイの日本語吹き替えを務めるのは、声優・舞台女優の永宝千晶。映画・テレビドラマで主に洋画の吹き替えを数多く手がけています。特にレイの声は続3部作のみならず、「スター・ウォーズ」シリーズのアニメ版でも担当しました。

「スカイウォーカーの夜明け」の原題「The rise of Skywalker」の“rise”が「夜明け」と訳されたことは、かなり興味深いもの。 レイがルークの娘だとすると、正当なジェダイの後継者としてレイがカイロ・レンを倒し「スカイウォーカーの夜明け」を切り開くということに。 あるいは、レイがパルパティーンの血筋でダークサイドに堕ちた場合は、“rise”がパルパティーンの「復活」を意味するかもしれません。もしくはさらなる意味が秘められている場合も……? 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では、全ての答えが明かされています。「スカイウォーカー・サーガ」最終作の行方をお見逃しなく!

『スター・ウォーズ』

2019年に公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にて、パンパティーンがレイの両親の命を奪ったことが明らかになった。しかしそこには、何か理由があるのではないだろうか…。

『フォースの覚醒』にてレイが初めて登場した際には、彼女の家族に関することは全て謎に包まれていた。そして『最後のジェダイ』では、彼女の両親は「なにものでもない」とされたのだ。

そして再度J.Jエイブラムスが監督をつとめた『スカイウォーカーの夜明け』では、パルパティーンがレイの祖父であったことが明かされたのだが、スカイウォーカー・サーガをしめくくるために少々強引な展開とした感があった。

小説版では、レイの父親はパルパティーンのクローンであったが、「役立たずで力のない失敗作」であり、「正確なクローンではない」と描かれていた。

しかしここで疑問が浮かぶのが、「なぜ失敗作であったにもかかわらず、殺さなければならなかったのか」ということだ。

その1つの理由として、惑星エグゼコルに戻ろうと試みたパルパティーンをレイの両親が阻止しようとしたことが考えられる。レイが両親から置き去りにされたのは惑星ジャクーだったが、パルパティーンがシスの隠された星である惑星エクセゴルを見つけ出すべく観察所を建築したのもこの星だった。そしてエンドアの戦いで敗れたパルパティーンは発見した惑星エクセゴルに向かい、新たな帝国を築いたのだった。

つまり、ジャクーに存在していたレイの父親(パルパティーンのクローン)は、エクセゴルまでの道を知っていた可能性がある。

パルパティーンはエクセゴルまで戻る道を知られてはならないと、レイの両親を殺害したと考えられるのだ。

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